安否確認Magは、災害時の快適なコミュニケーションを目指す企業や団体向けのマガジンです。

安否確認システムとは?企業の導入メリットと主要14製品の機能を徹底比較!

安否確認システム人気15製品を徹底比較!

緊急事態が発生したとき、いち早く従業員の安否情報を集約して迅速な初動対応を行うための安否確認システムは、BCP対策に不可欠といわれる重要なツールです。

ここでは、安否確認システムの導入を検討する際に押さえておくべきポイントを解説し、主要15製品の機能を徹底比較します。

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安否確認システム人気6社の比較表

まず、人気6社の安否確認システムについて比較した結果をご紹介します。
 メーカー 大手警備会社 大手警備会社
大手情報
システム会社
 大手通信会社  大手ソフトウェア
開発子会社
安否コール
 自動配信 × 手動配信 自動配信 自動配信 自動配信
オプション
自動配信
 導入数 6000社
非公開 1000社 800社 1000社以上 800社
 価格帯 × 高価格
中価格
× 高価格 × 高価格
低価格
低価格
 機能
× 少ない × 少ない × 少ない 普通 × ほぼOP  豊富
 操作性 × 良くない × 良くない 普通 普通 良い  良い
 ユーザパスワード × 必要 × 必要 × 必要 × 必要 × 必要  不要
 掲示板 × オプション × オプション 無制限 有り 有り(部署毎)
 無制限
 アプリ
 プッシュ通知
有り × 無し 有り 有り
有り 有り
 アプリ掲示板 × 無し × 無し × 無し 有り 一部 無制限
 アプリ回答 通知のみ × 無し × 通知のみ × 通知のみ 有り  有り
 家族安否 × オプション × オプション × オプション 有り × オプション  有り
 東日本大震災などの
大規模災害での稼働
× 一部不通 × 一部不通 × 一部不通 問題なし × 未開発 稼働
 音声対応 有り × 無し 有り 有り × 無し × 無し
更新日:2019年3月25日

安否確認システムは、サービスを導入してしまった後に、以下のような声が挙がることもあります。

『導入後に思っていたものと違っていた・・・』
『管理に膨大な時間を取られてしまった・・・』
『メールの登録で迷惑メールフィルタの解除が出来ない・・・』
『パスワードを忘れるユーザが後を絶たず軌道に乗ることが困難だった・・・』


現在は数多くのメーカーが安否確認システムをリリースしており、機能も価格も様々。ホームページや資料からだけでは不明確な情報も多く、製品比較自体に膨大な時間がかかります。

一度採用してしまうとなかなか切り替えにくいサービスなのも事実です。導入前には自社の運用にフィットする複数のメーカーを絞り込み、必ず無料のトライアルを実施して本当に利便性の高い安否確認システムを選定することをオススメします。

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安否確認システム選定時の比較ポイント

比較ポイント
安否確認システムの選定をするにあたって、選定ポイントは以下の2つに分けて考えると効率的です。
絞り込みポイント
具体的な比較ポイント

絞り込みポイント

まず、最初にいくつかの信頼できる安否確認ツールを絞り込みましょう。特に重要視したいポイントは以下の4つです。
  • ・定期的なアップデート
  • ・良好な稼働状況
  • ・平時の利用が可能
  • ・無料トライアルがある

定期的なアップデート

安否確認システムの中には、全くバージョンアップされていないものもあります。非常時に安定稼働するためには定期的なアップデートは必要不可欠。またアップデートされていないと、機能自体が時代遅れになっているケースもあります。

良好な稼働状況

東日本大震災以降に開発されたシステムや、大規模災害時に稼働しなかったシステムもかなりの数が出回っています。実際に大規模災害時に稼働した実績がないと、非常時に本当に使えるのか不安が残ります。サービスがリリースされた時期や稼働状況などの詳細もメーカーに確認することが重要です。

平時の利用が可能

安否確認システムは、普段から様々な用途で使って操作に慣れておいた方が、有事の際に高い回答率を得られます。年に1~2回の安否訓練だけでなく、アンケートなどの普段使いできる機能が豊富な安否確認システムを選びましょう。

無料トライアルがある

安否確認システムには無料トライアル期間を設けているものも多くあります。特に数百名~数千名等の大規模な運用では、無料トライアルを実施してまず使用感を確かめましょう。管理者はもちろんのこと、回答するユーザが使いやすいサービスを選ぶことが、スムーズで快適な導入・運用の鍵となります。

具体的な比較ポイント

重要度が高い選定ポイントで絞った安否確認システムを、今度は機能や料金で比較し、求めている条件にピッタリ合うサービスを見つけましょう。

安否確認システムの比較ポイント

下記は安否確認システムの比較ポイントです。後述のアプリの比較ポイントよりも重要度が高く、選定する際の比較の軸となります。
比較ポイント詳細
料金利用人数が100名の場合の月額料金で比較
災害発生時自動配信気象庁などのデータと連携し、地震発生時などに自動で配信される機能。メーカーが手動配信する場合は通信規制で遅延が起こる場合があるので注意が必要。
アンケート通常の災害確認よりも質問の自由度を高く設定できる機能。出社可能日・時間帯などをより詳細に確認することができる。新型コロナウイルス対策の在宅ワークでの承認や決済のコミュニケーションツールとして利用する企業が増えている。
ID/パスワードの登録不要だと登録時の負担がかなり軽減できる。
掲示板ユーザが自由に書き込み・閲覧ができる機能。危険地域や物資の供給場所などの情報共有にも活用できる。グループごとに閲覧権限を分けて、チャットのような管理ができると関係者同士の情報共有がしやすい。
GPS連携安否回答時にGPSで自動的に位置情報を取得して送信できる機能。また管理者はケガをしたユーザの位置情報を特定して支援に駆けつけることもできる。
東日本大震災での稼働実績東日本大震災のような大きな災害時にシステムの稼働が正常にできたか。また東日本大震災以降に製品開発をした企業も多く、大規模災害で稼働するかは不明。
家族の安否確認社員だけでなく、社員の家族の安否確認もできる機能。子どもでも利用できるため、登録がシンプルで簡単なものを選ぶ必要がある。
データセンターの安心度データセンターサーバの複数のリージョン個所への設置や、災害時の稼働状況などをもとに評価。また、災害時や緊急事態での可用性として、【オートスケーリング】や【レプリケーション】処理などがリージョンをまたいで構築されているのがベスト。
セキュリティ主に第三者認証機関として「ISMS」「プライバシーマーク」があり、セキュリティとプライバシー保護の両方の認定事業者かの確認をするのが望ましい。
導入実績公式HP参照。(記載がないものは「不明」と表記)

安否確認アプリの比較ポイント

こちらは安否確認アプリの比較ポイントです。下記のような機能がアプリに搭載されていると使い勝手が良いため、プラスαとして考えるといいでしょう。
比較ポイント詳細
メールアドレス不要で登録迷惑メールフィルタに引っかかってしまうことが多く、解除する際にキャリア設定のパスワードを忘れて上手く登録できないことが多い。SMSであればブロックされていることがほとんどないためスムーズな登録が行える。
プッシュ通知スマートフォンやスマートウォッチの画面上に通知されるため、見落としが減り回答率が高くなる。またメールサーバを経由しないため比較的速度も速い。
家族の安否確認アプリ上で家族の安否確認ができる機能。会社への安否確認報告を行うよりも重要度が高く、災害時の通信規制時にはとても重宝する機能。お互いの位置情報をGPSで共有できる機能があると、離れていても安心感が高まる。
掲示板の確認アプリ上で掲示板の確認ができる機能。電話やメールがつながりにくい非常事態でもグループ同士のコミュニケーションを円滑に行える。複数のグループ掲示板を立ち上げてマニュアルを掲載しておけば、社内インフラ・企業のHPのリンクポータルとしても活用できるため有事の際にスマホで活用が可能。
統計・回答機能PCがなくてもスマートフォンでユーザの状況を把握できる。どのグループの誰がどんな状況かいち早く確認することができる。クラウドで全社員がお互いを把握することで、災害時の初動での人的リソースの共有をおこなえる。

安否確認システムの人気15製品比較

ここからは、安否確認システムで人気の高い15社について、導入時のチェックポイントで挙げた機能の有無を踏まえながら比較していきましょう。
自社の業務体制に応じて検討してみてください。

1.安否コール(アドテクニカ)

安否コールは、株式会社アドテクニカが提供するクラウド型の安否確認システムです。

災害発生時の混乱したなかでも直感的に扱える高い操作性に定評があり、ID・パスワード認証が不要、メールアドレスなしでも携帯電話番号だけで登録できるなど、管理の負担が少ないシステムが特徴です。
データサーバは海外メインリージョンと国内の3箇所で運用され、金融機関が採用するセキュリティ対策基準を満たしたクラウドシステムで管理しています。

東日本大震災時にも安定して稼働しました。 メールの自動配信・未回答者への自動再配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った柔軟な情報共有や指示伝達、GPSによる位置情報の共有、家族の安否確認が可能です。

 平常時のコミュニケーションに利用しやすいアンケート機能もあり、ふだんから気軽に使って慣れることができます。小規模企業向けの50名までのプランからあり、料金は100名プランで月額15,000円からとなっています。1カ月の無料トライアルが可能です。


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<安否コールの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否コール

2.安否確認システム(セコム)


セコム株式会社の安否確認システムは、独自サーバで運用する安否確認システムです。
データサーバは国内複数箇所で運用されています。
メールの代行配信(オプションで自動配信)、回答情報の自動集計、掲示板を使った文字情報の共有、オプションでGPSによる位置情報の取得と家族の安否確認が可能です。
料金は月額30,000円からとなっており、30日間の無料トライアルが可能です。

<安否確認システム(セコム)の主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 セコム安否確認サービスと安否コール

3.Biz安否確認(NTTコミュニケーションズ)


Biz安否確認は、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供する回線で運用される安否確認システムです。データサーバはNTTデータセンターで運用されています。東日本大震災時にも稼働した実績があります。

メールの自動配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った情報共有、GPSによる位置情報の取得、オプションで家族の安否確認が可能です。お手軽導入プランと通常プランがあり、料金は100名で月額14,000円からとなっています。2週間の無料トライアルが可能です。

<Biz安否(NTTコミュニケーションズ)の主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 Biz安否(NTT)と安否コール

4.オクレンジャー(パスカル)


オクレンジャーは、株式会社パスカルが提供するクラウド型の安否確認システムです。
従業員本人が専用アプリまたはメール受信で登録や変更手続きを行います。
データサーバは海外2箇所と国内1箇所での運用です。東日本大震災時にも稼働した実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った情報共有、GPSによる位置情報の取得、家族の安否確認が可能です。
エントリープランとスタンダードプランがあり、料金は人数により異なるため問い合わせが必要となっています。
2週間の無料トライアルが可能です。

<オクレンジャーの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 オクレンジャーと安否コール

5.セーフティリンク(イーネットソリューションズ)

セーフティリンク

セーフティリンクは、株式会社イーネットソリューションズが提供する安否確認システムです。
東日本大震災時にも稼働した実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、家族の安否確認が可能です。
通常版とエンタープライズ版があり、料金は100名利用時で月額9,800円からとなっています。
2週間の無料トライアルが可能です。

<セーフティリンクの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認 ⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 Safetylink24と安否コール

6.安否確認サービス(レスキューナウ)


株式会社 レスキューナウが提供する安否確認サービスは、ASP型の安否確認システムです。
データサーバは国内2箇所で運用されています。
東日本大震災時にも稼働した実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った情報共有、オプションで家族の安否確認が可能です。
申込み50名単位で行い、料金は100名で月額43,500円からとなっています。

2週間の無料トライアルが可能です。

<安否確認サービス(レスキューナウ)の主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

7.安否確認サービス2(トヨクモ)


安否確認サービス2は、トヨクモ株式会社の提供する安否確認システムです。
データサーバは海外2箇所と国内1箇所で運用されています。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った情報共有、家族の安否確認が可能です。
ライト、プレミア、ファミリー、エンタープライズの対応プランがあり、掲示板機能や家族の安否確認機能がついたプランの料金は100名で15,800円からなっています。30日間の無料トライアルが可能です。
<安否確認サービス2の主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 安否確認サービス2(トヨクモ)と安否コール

8.安否確認サービス(Yahoo!)


ヤフー株式会社が提供する安否確認サービスは、独自サーバで運用する安否確認システムです。
安定した稼働が特徴で、東日本大震災時にも運用された実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計が可能です。
プランAからプランLまで利用人数により段階があり、料金は100名までの規模で月額4,000円からとなっています。
10日間の無料トライアルが可能です。

<安否確認サービス(Yahoo!)の主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能 GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

9.ALSOK安否確認サービス(ALSOK)


ALSOK安否確認サービスは、綜合警備保障株式会社が提供するクラウド型の安否確認システムです。
データサーバは国内2箇所で運用されています。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った情報共有、オプションで家族の安否確認が可能です。
料金は100名まで18,000円からとなっています。
2週間の無料トライアルが可能です。

<ALSOK安否確認サービスの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 ALSOK安否確認サービスと安否コール

10.エマージェンシーコール(インフォコム)


エマージェンシーコールは、インフォコム株式会社が提供するASPによる安否確認システムです。
データサーバは国内2箇所で運用されています。
東日本大震災時にも稼働した実績があります。
自動配信(オプション)、回答情報の自動集計、電話録音による家族への伝言が可能です。
料金は100名まで月額40,000円となっています。トライアルについては問い合わせが必要です。

<エマージェンシーコールの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)
※電話による通知のみ

安否確認システムを比較 エマージェンシーコール(インフォコム)と安否コール

11.アンピック(アバンセシステム)


アンピックは、株式会社アバンセシステムが提供する安否確認システムです。
データサーバは海外で運用されており、東日本大震災時にも稼働した実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、アンケート機能、掲示板を使った情報共有、GPSによる位置情報の取得が可能です。
1,000名までは50名単位で、料金は100名で月額5,510円となっています。
無料トライアルが可能です。

<アンピックの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 「ANPIC」と「安否コール」

12.緊急連絡・安否確認システム(NEC)


緊急連絡・安否確認システムは、日本電気株式会社が提供するクラウド型の安否確認システムです。
データサーバは海外2箇所と国内1箇所で運用されており、東日本大震災時にも稼働した実績があります。
自動配信(オプション)、回答情報の自動集計、アンケートの機能があります。
家族へは入力した安否状況の通知が可能です。
料金は100名以下で月額12,000円となっています。
無料トライアルが可能です。

<緊急連絡・安否確認システムの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認
⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)
※安否状況の転送のみ

安否確認システムを比較 緊急連絡・安否確認システム(NEC)と安否コール

13.緊急連絡/安否確認サービス(富士通)


緊急連絡/安否確認サービスは、富士通株式会社が提供するSaaS型の安否確認システムです。
データは自社サーバで運用されています。
東日本大震災時にも稼働した実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、掲示板を使った情報共有、GPSによる位置情報の取得が可能です。
料金は個別見積のため問い合わせが必要となっています。

<緊急連絡/安否確認サービス(富士通)の主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認
⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)

安否確認システムを比較 緊急連絡/安否確認サービス(富士通)と安否コール

14.安否LifeMail(コム・アンド・コム)


安否LifeMailは、株式会社コム・アンド・コムが提供する安否確認システムです。
東日本大震災時にも稼働した実績があります。
メールの自動配信、回答情報の自動集計、GPSによる位置情報の取得が可能です。家族へは安否状況の通知を行うことができます。
1名から可能で、料金は100名あたり8,000円からとなっています。
30日間の無料トライアルが可能です。

<Safety Valueの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認
⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)
※安否状況の通知のみ

安否確認システムを比較 安否LifeMail(コムアンドコム)と安否コール

15.LINE WORKS(ワークスモバイルジャパン)


LINE WORKSはチャットコミュニケーションツールとして普及している「LINE」のビジネス版。
「安否確認 for LINE WORKS」という安否確認機能を実装しています。
気象庁からの災害情報を受けて、チャットボットが自動的にトークルームを作成し、プッシュ通知で安否確認を取れる仕組みになっています。
料金は1名当たり月額220円(税込み)です。

<LINE WORKSの主な機能一覧>

①災害発生時の自動配信機能②掲示板機能GPS機能
東日本大震災での稼働実績家族の安否確認
⑥アンケート機能
データセンターの安心度⑧セキュリティ登録時のID/パスワード省略
(◯:掲載あり、△:上位プラン or オプション、-:掲載なし)
※LINE IDで登録可能

安否確認システムを比較 LINE WORKSと安否コール

無料の安否確認システムの機能性

システム紹介

安否確認システムには無料で使えるサービスもあります。
大規模な災害が発生したときに通信関連の各社が期間限定で設定するもので、代表的なものでは、電話会社の災害時伝言板があります。
広い範囲の通信という意味では、災害時に特別に無料で設置される公衆電話も安否確認のツールといえるかもしれません。
無料のサービスについては、これまでみてきた安否確認システムのように一斉送信を行ったり、相手の安否状況を集計したりする機能はなく、個別の伝言にとどまります。
家族や親族の安否を確認したり居場所を連絡しあったりする利用法であれば十分活用できますが、従業員を無料の範囲で確認していくのはかなり厳しく、現実的ではないでしょう。特に大規模法人はやはり有料の安否確認システムの利用が適しています。
ただし、災害時には想定外の事態がつきもので、安否確認システムも端末の被災などで不具合が発生しないとも限りません。
無料のツールについても、どのような特徴があってどのように使うのかをあらかじめチェックし、安否確認システムの代替手段として機能するよう備えておきましょう。
無料の安否確認ツールに関しては下記のコラムで詳しく解説しています。

【安否確認システム 無料】※現在非公開のページの為、公開されたらリンクさせます。

災害時に役立つ安否確認システムを選びましょう

企業の存続がかかる危機的状況にあるとき、いち早く従業員の安否や現場の情報を集約して迅速な初動対応につなげる「安否確認システム」は、BCP対策に必須の通信ツールです。

ここで紹介した機能の確認ポイントを参考に、自社にとって最も重視する機能はなにか、情報収集・集約の際に気になるのはどこなのかをよく見定め、BCPの方針や目的を再確認して安否確認システムの導入の検討を進めましょう。

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運営会社 株式会社アドテクニカ

「世界中のコニュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコニュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1978年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。

事業内容
デジタルマーケティング支援
デジタルコミュニケーションプラットフォーム開発提供
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