アドテクニカ、米国特許を取得 ~ 次世代型BCPプラットフォームのグローバル展開を加速 ~
2025/04/14.

株式会社アドテクニカ(本社:静岡県静岡市、代表取締役:下村聡、以下「アドテクニカ」)は、安否確認システム「安否コール」の「IoT Connect」機能に関する技術で米国特許を取得しました。この特許技術は、地震や津波、大雨、大雪といった自然災害通知などをウェアラブルデバイス、さらにはロボットを含む多様なIoTデバイスに自動配信する革新的なインテリジェンスを実現します。
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米国特許取得の背景と目的
近年、アメリカではハリケーンや山火事、竜巻、大規模洪水などの自然災害が相次いでいます。
アメリカの防災システム市場は今後も成長が期待されており、IoTやクラウド技術を活用した新しいソリューションの市場規模は拡大傾向にあります。
こうした背景を受け、アドテクニカは災害リスクに迅速かつ効率的に対応できるシステムの開発を進めてきました。
特許技術の主な特徴

アドテクニカが今回取得した米国特許の技術は、すでに国内では実用化され(※1)、多くの企業で活用されています。この技術は、あらゆるIoTデバイスのサーバと連携し、双方向でコミュニケーションする技術としてデザインされました。特にこの技術を採用しているスマートウォッチは2020年に国内販売台数が200万台を突破(※2)するなど、急速に普及する市場の拡大を受けて開発されました。
今回取得した特許技術には、以下の特徴があります。
- 幅広いIoTデバイスとの連携
ウェアラブルデバイス(Apple Watch、Wear OS)、スマートスピーカー、ロボットなどの多様なIoTデバイスと連携し、災害現場での迅速な安否回答などの情報伝達をサポートします。 - 災害情報のパーソナライズ配信
あらゆる国の公的機関から提供される電文情報をもとに、震度やエリア情報を専用サーバ「XEO gates」で自動判別し、最適化された通知を各ユーザに届けます。
※1:国内の特許技術でのウェアラブルデバイス対応について(https://www.anpi-system.net/blog/detail.php?c=338)
※2:株式会社MM総研 プレスリリースより(https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=508&utm_source=chatgpt.com)
次世代型BCPプラットフォームとしての展望
- マルチデバイス対応による災害時の初動対応を迅速化
本システムは、多様なスマートデバイスを活用することで、災害発生後すぐに従業員へ通知でき、安否コールの回答率100%を目指します。 - 国際企業のBCPグローバル対応
各国の公的機関(米国海洋大気庁(NOAA)、FEMAなど)との連携を視野に入れた研究開発を行っています。これにより海外拠点を持つ企業も異なるリスクに迅速に対応できるようになります。 - IoT技術の普及による身近なコミュニケーション
IoT端末の高度化やセンサー技術の小型化により、水位センサーやドローンなどで取り込んだ災害ビッグデータによる行動分析やリスクの予測も可能です。
本システムは増加する自然災害の脅威に対する企業の単なる安否確認だけでなく、安心安全なスマートシティを推進することが期待できます。これからも進化するIoT技術やビッグデータなどの最先端のテクノロジーとともに、快適で心地よいコミュニケーション社会の創造を目指していきます。
米国特許技術に関するお問い合わせ
特許の詳細や導入・協業に関するご案内は、以下よりご確認いただけます。 ・特許技術の共同開発やOEM提供 ・サービスとの連携や導入、連携実証の協力 ・技術内容についての取材希望など
お問い合わせ | 安否確認システム【公式】安否コール
安否確認システム「安否コール」について
このシステムは、2007年に防災先進県である静岡で、140社のグループを持つ大手国際物流企業によって開発されました。3.11の東日本大震災や令和6年能登半島地震でも問題なく稼働した、次世代型BCPプラットフォームで、UXデザインNo.1を目指しています。初めての方でもわかりやすい画面デザインと使いやすい顧客体験を追求し、情報セキュリティとプライバシー保護体制を徹底して運用しています。
お客様の声を反映したきめ細やかなバージョンアップにより、上場企業や大手企業、病院などを含む1,300社以上のユーザに高い満足度で支持されています。また、地震や台風などの緊急時だけでなく、日常的なコミュニケーションツールとしても多くの企業・団体で活用されています。
安否確認システム「安否コール」【公式】サイト
株式会社アドテクニカについて
株式会社アドテクニカは、「人と人とのコミュニケーションをデザインする」をスローガンに掲げ、防災先進県である静岡県で1977年に創業しました。「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適にする」ことをミッションに、法人向けのデジタルコミュニケーションおよびデジタルマーケティング領域に特化したクラウドサービスを開発・提供しています。上場企業を含む2,000社以上の法人にSaaS製品としてクラウドサービスを提供し、DX推進をサポートするソリューションを強みとしています。アドテクニカは、今後も地域社会の安全を守るための技術開発に取り組み、安心・安全で豊かな持続可能社会の創造に貢献してまいります。
会社概要
会社名:株式会社アドテクニカ
所在地:〒422-8041 静岡県静岡市駿河区中⽥2丁⽬4-40
代表者:代表取締役社長 下村聡
設立:1982年4月5日
事業内容:DX プラットフォームのSaaS 開発提供
企業URL:https://www.adtechnica.co.jp
≪ISMS ISO/IEC27001 JISQ27001≫認定事業者(認定番号IA165279)
≪プライバシーマーク JISQ15001≫取得事業者(登録番号10824463)
≪ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開⽰認定制度≫ 認定事業者(認定番号0239-2004)
安否確認システム「安否コール」
CMSプラットフォーム「フリーコード」
次世代型の通販プラットフォーム「クロスコマースゲイト」
顧客管理MAP「eMAPロケーション」

「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
- 事業内容
- デジタルマーケティング支援
デジタルコミュニケーションプラットフォーム開発提供 - 認定資格
- ISMS ISO/IEC27001 JISQ27001認定事業者(認定番号IA165279)
プライバシーマーク JISQ15001取得事業者(登録番号10824463(02))
ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定事業者(認定番号0239-2004)
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