社会福祉法人静香会様 安否コール導入インタビュー
2019/06/26.
「2社にデモをやってもらって、アドテクニカさんの方が明らかに『使いやすいな』と感じました。」
静岡県長泉町で障がい者支援施設、相談事業や保育園の運営を行なっています。平成15年に県下の福祉施設で初めてISO9001の認証を取得し、ご利用者やご家族の満足度向上に努めています。それにのっとってPDCAサイクルを通じて見直しをしています。
また、職員の働き方改革として、当法人では、定時退社を意識し、業務内容や協力体制の見直しをし、なるべく時間外勤務をしないようにしています。年次有給休暇の取得もしやすい環境づくりを意識しています。
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安否確認システム「安否コール」導入のきっかけを教えてください。
災害が起きた時に職員や保護者にお知らせするツールはあったのですが、安否確認ができない事がネックでした。入所施設が被災した場合を想定すると、職員の安否確認は必須となります。その際、災害伝言ダイヤルも使っていますが、入力件数が限られる為、またいつでも訓練出来るわけではないので、運用が大変でした。
『何かいい方法は無いか』と模索していた際、家族が勤務している会社で安否確認システムを利用している事を知りました。
導入にあたり、比較検討はされましたか?その中で選んでいただいた理由を教えてください。
もちろんありました。資料やホームページでは何社か調べ、その後実際話を聞いたのは、アドテクニカさんともう1社でした。
2社にデモをやってもらって、アドテクニカさんの方が明らかに『使いやすいな』と感じました。1点ネックだったのが、モバイルサイトで管理者として回答結果を見る場合、部署毎しか見られなかったのですが、この前のバージョンアップで改良して頂き、全体を見られるようになりました。
導入後、訓練はしていらっしゃいますか?その際の回答率はどのくらいでしょうか?
2ヶ月に1回、2日間にわたって実施しております。
訓練毎、テーマを決めて挑むのですが、2日間やる理由としては、1日目に実施し、2日目でフォローをしていくという流れです。1日目で回答出来ない人をそのままにしておくのではなく、回答出来るようにサポートします。これは安否確認に限ったことではなく、日ごろの業務の取り組みの意識にも影響すると考えています。
テーマは、メッセージを入れる、再配信に対して回答する、状況が変わった場合を回答する、掲示板の練習をする、等いろいろ想定して考えています。回答率は、2日目終了時には100%になるようにしています。
現在運用面で課題があったら教えてください。
ガラケーの方の契約が従量課金の場合、非常に高額になってしまった事がありました。契約プランの変更は強制できませんので、訓練では配信しないで、個別で連絡を取り合う事にしました。
また、まだ使い切れていない機能もありますので、いかに使いこなすかが課題になります。あとは、回答ボタンは押したけど、送信ボタンまで押していない方がいたので、訓練で使い方に慣れていって頂きたいと思います。
「安否コール」を導入したことで、今後どんな事を期待しますか?
災害時は事業の継続が出来るかが非常に心配です。
何かあれば職員の状況を把握し、来てもらえるというということが安心材料になります。
また、長泉町と協定を結び、災害時に外部の障がい者を受け入れるようにしています。そのためには職員の確保は必要なので、そのためのツールとしても働くと考えています。
「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
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