安否確認システム「安否コール」がSNS・メッセージアプリと連携をしない3つの理由
2020/01/17.
SNS・メッセージアプリを利用した安否確認方法
LINEをはじめSNS・メッセージアプリは、誰にとってもとても便利なツールとして日本国内に普及しています。しかしながら企業のBCPの初動となる安否確認として、従業員が利用し始めた場合はどうでしょうか?下記のメリットもあり、短時間で従業員には活用される事も想像でき、最近では安否確認サービスの通知をSNS・メッセージアプリで連携するオプションも複数開発されています。わたしたちはこの度以下の3つの観点からSNS・メッセージアプリと連携をしない方針とさせて頂きました。みなさまには、当社の安否確認システム「安否コール」の開発方針を何卒ご理解の上、サービスのご利用または他社からの乗り換えをご検討頂ければ幸いです。
SNS・メッセージアプリの5つのメリット
その1 国内最大級の利用数
その2 無料で使えるものが多い
その3 直感的なUIで使いやすい
その4 リアルタイムでいつでも繋がる
その5 グループで利用ができる
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機密性
過去にSNS・メッセージアプリはアカウントを乗っ取られ、情報が流出した前例があります。特に機密の高い企業内の情報や個人情報などについてはSNS・メッセージアプリでやりとりするのは注意が必要です。災害時、LINEをはじめとするSNS・メッセージアプリを利用することで重要な情報が漏洩するリスグがあるため、安否確認システム「安否コール」では今後も連携化は行わない方針です。
情報漏洩
通常のLINEをはじめとするSNS・メッセージアプリは無料で手軽で便利なツールです。ただし企業で利用するとなると、退職後の社員もグループに参加し続けている場合があります。退職者の管理をするためにはビジネスチャットで1アカウント月額300円程度の維持管理コストもかかり、従業員数の多い企業では経費も膨らんでしまいます。
プライバシー保護
LINEをはじめとするSNS・メッセージアプリでは友だちを自動で追加する機能があります。オンにしていると、個人が登録された電話帳を通じて仕事とは無関係の人や、アカウントを知られたくない人とも自動的に友だちになってしまう可能性があります。わたしたちは、安否確認システムを通じて会社内の人同士のアカウントがあかの他人に知られてしまうのは、コンプライアンスの観点からも防止したいと考えています。
「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
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